2014-10-15 第187回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
何回もこの委員会で私の地元の地域特定品種の短角牛を取り上げておりますけれども、短角牛は、子牛が一頭当たり、通常は十八万円だったのが、三十三万円ほどになっているんだそうでして、枝肉価格は今交渉中なんだそうですけれども、これまでキロ千五百円弱を、さらに引き下げるような圧力がある。このままでは、一頭当たり二十四万円の赤字なんだそうです。
何回もこの委員会で私の地元の地域特定品種の短角牛を取り上げておりますけれども、短角牛は、子牛が一頭当たり、通常は十八万円だったのが、三十三万円ほどになっているんだそうでして、枝肉価格は今交渉中なんだそうですけれども、これまでキロ千五百円弱を、さらに引き下げるような圧力がある。このままでは、一頭当たり二十四万円の赤字なんだそうです。
政権交代後の一つのお約束として、地域の自主性も生かすということで、地域マルキン制度に実は戻っておりますので、褐毛の話もしていただきましたけれども、そうした地域特定品種、今おっしゃった短角、そういうものも現行制度のもとで地域算定に取り組むことは可能となっております。
そして、各県を見ても、地域特定品種を入れて算定する県もありますが、地域特定品種を単独に分けているわけではない。なぜかというと、八割をとるのが難しいからです、そこの地域特定品種だけで。地域特定品種をとる場合に、素畜費とか市場取引価格の八割以上ということだと思うんですが、そこの取引価格が難しいんですよね。透明で客観的な価格づけが必要だと言われております。
いわゆる地域特定品種を分けることができたわけです。 岩手県の場合には、日本短角種が従来設定されていたということになります。これが肉専用種一本になると、いわゆる日本短角種なんかの地域特定品種は、御存じのとおり、経営安定を図ることが困難になるわけですね。拠出金も肉専用種一本に引っ張られますし、補填の場合も、結局、赤字の補填割合が下がってしまうということになります。